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米沢(松が岬公園)、裏磐梯へ・・・ 2012年5月 安らぎが味わえた「上杉の街」 |
▲ 松が岬公園(米沢城址) / 磐梯吾妻スカイライン |
山また山の山形県にありながら、米沢城は 「平城」 である。この城の変遷は平城のイメージとはかけ離れ、複雑な奪い合いの様相も持っている。 鎌倉時代の建立では 「長井一族」 が。その後 伊達宗遠に侵略され、「伊達一族」 の支配下に入る。 大河ドラマ 「天地人」 で紹介された直江兼続が治水事業や新田開発で、この地を豊かにするのは、年譜を見ると、もっともっと後のことになる。 こじんまりとしたスケールだけど、「落ち着きを今に伝える街づくり」 は この頃に始まったのだろう。 堀の外側にある 「上杉伯爵邸」。いささか値の張る高級な宴席となっているが、ここは有形文化財、上杉記念館と称して無料で開放されている。 「浜離宮」 に倣ってつくられた庭園も、落ち着いたひとときをプレゼントしてくれる。いい街だ。 |
裏磐梯のルートでは、「磐梯吾妻スカイライン」・「磐梯吾妻レークライン」 そして 「磐梯山ゴールドライン」 の3ラインを走る予定を立てていた。今日は前の2本である。 米沢からは 「登り また 登り」 が続く。 最高地点(1,622m)までの標高は約1,370m。吾妻の山並みを縫うパノラマコース・・・その通りだと実感した。 道路の端が岩壁に見える。「ここは福島だ。余震があって道が割れたら・・・」。東日本大震災もまだ鮮やか、あれから1年少ししか経っていない。その間 大きな余震がたびたび襲っている。運転していて不安にもなった。 それほど迫力があるスカイラインだ。 残念だったのは天気。予定していた 「浄土平」 は強風・小雨模様。 ひたすら 今夜の宿泊地 「休暇村 裏磐梯」 へと走った。 |
▼2012年5月10日 松が岬公園(米沢城跡)、上杉神社、上杉記念館、 | ||
▼2012年5月10日 磐梯吾妻スカイライン、磐梯吾妻レークライン | ||
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【旅のデータ】 |
① 自宅 → 亀山PA/亀山サンシャインパーク → 名古屋港 → 太平洋フェリーいしかり(船中泊) ② フェリー→(太平洋側に沿って)→ 仙台港 → 天童市:ホテルビューくろだ(泊) ③ 宿舎 → 山寺(宝珠山立石寺) → 蔵王エコーライン → 蔵王ハイライン → 蔵王/お釜 → KKR蔵王白銀荘(泊) ④ 宿舎 → 蔵王温泉大露天風呂 → 松が岬公園(米沢城跡)/上杉神社/上杉記念館 → 磐梯吾妻スカイライン → レークライン → 休暇村 裏磐梯(泊) ⑤ 宿舎 → 五色沼探勝路(徒歩) → 桧原湖周遊 → 喜多方蔵の里 → 喜多方市美術館 → 休暇村 裏磐梯(泊) ⑥ 宿舎 → 裏磐梯ゴールドライン → 猪苗代湖 → 湖南町舟津公園 → 大内宿 → 塔の岪(へつり) → 湯野上温泉 紫泉(泊) ⑦ 宿舎 → 会津鉄道湯野上温泉駅 → 鶴ヶ城天守閣/茶室麟閣 → 御薬園 → 新潟港 → 新日本海フェリーしらかば(泊) ⑧ フェリー → 鶴賀港(福井) → 湖西道 → 阪神高速京都線 → 第二京阪 → 自宅 |