伊勢志摩(安乗埼灯台・朝熊山頂展望台) 2020年10月 気休め程度かも知れないが、Chaina ウイルスが忍び寄らないスポットへ・・・と。 |
▼ 写真の上にポインタ(矢印)を置くと、絵柄が替わります。 |
▲ 安乗埼灯台(2枚とも) |
海の眺めに少しばかり拘った。前回の京丹後の旅が、萎縮を脱するほどの気分になれなかったので、〝俯瞰・間近・海上〟に立って、萎縮脱却の旅を願っての行先選択だった。 灯台の案内パネルで 思い出した。ここ〝安乗埼(あのりさき)灯台〟は、松竹映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台だった。佐田啓二と高峰秀子が夫婦役で演じている。 八角形の木造灯台から、珍しい〝四角〟の灯台となったのが 1948年。映画では 1950年 副台長としての赴任だ。 純朴とは縁遠い生徒だったが、思わず 涙を流した映画だった。 テレビ放送が始まり、「私の秘密」「お笑い三人組」「日本の素顔」の頃だ。 まだまだ貧しさから脱しきれない時代だったが、何事によらず 真面目に取り組めば 明日は開ける ・・・ そのような時代だった。 |
今回の旅、計画したとき 安乗埼灯台は 近くにあるなぁ程度のスポットだった。 60年前の自分を振り返ることになるとは 思いもよらなかった。思い出とともに、力が湧いてきた感じがする。 俺ら岬の灯台守は 妻と二人で沖ゆく船の 無事を祈って 灯をかざす 灯をかざす 冬が来たぞと 海鳥啼けば 北は雪国 吹雪の夜の 沖に霧笛が 呼びかける 呼びかける 離れ小島に 南の風が 吹けば春来る 花の香便り 遠い故里 思い出す 思い出す 星を数えて 波の音きいて 共に過ごした幾年月の よろこび悲しみ 目に浮かぶ 目に浮かぶ このメロディ、しっかりと覚えている。 安乗埼は いまのボクの応援歌になった。 |
▼伊勢志摩スカイライン/一宇田展望台、金剛證寺 | ||
▼伊勢志摩スカイライン/朝熊山頂展望台 | ||
▼安乗埼灯台 | ||
▼賢島エスパーニャクルーズ | ||
▼サンペルラ志摩 | ||
← のマークをクリックしていただきますと、2020年10月(京都府)京丹後 城島公園・立岩 につながります。 |
【旅のデータ】 |
① 自宅 ⇒ 道の駅 お茶の京都 ⇒ 一宇田展望台 ⇒ 金剛證寺⇒ 朝熊山頂展望台寺⇒ サンペルラ志摩(泊) |
② 宿舎 ➾ 的矢湾展望台 ⇒ 安乗埼灯台 ⇒的矢湾展望台 ⇒ 安乗埼灯台 ⇒ 賢島エスパーニャクルーズ ⇒ 志摩マリンランド ⇒ 自宅 |