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佛隆寺 千年桜 2020年4月
初めての体験でした「桜花を楽しむというより、桜花と語り合う」
▼ 写真の上にポインタ(矢印)を置くと、絵柄が替わります。
▲ 佛隆寺

どのように撮るのか・・・試されているような観桜だった。

奈良県宇陀市 仏隆寺の千年桜。解説板の記載では 900年だという。実感が伴わないような昔&昔、 平安時代も終わりに近く、興福寺と延暦寺の僧兵が紛争を起こしていた頃、この桜が 根を張り、大空に伸び始めた。

いままでの観桜、主に<そめい吉野>優雅さに歓声をあげていたが、今回のように 時代を跨いでの桜物語にであったのは初めてである。

2020年春、中国武漢に発したコロナウイルスが地球規模に暴れまくり、三密(密閉・密集・密接)が強く求められてきていた。
佛隆寺の観桜は この要請が始まる少し前の平日だった。電車・バスは乗らない、観光バスがこない・ツアー客が来ない、屋台もなく酔客の姿を見かけることがない ・・・・・ このような条件を立てて、決めた観桜先が佛隆寺だった。

名阪国道 福住ICからの 18.5km、一軒のコンビニもなく、ここは僻地なのか?と、いささか驚かされた。

空海の高弟<堅恵>が創建した本堂は 小振り。それに反し 敷地内に残る木株は 直径2mを超える。
造形芸術品の品格を有しているように感じた。

193段ある階段参道の両側の桜も 大木に近く、見ごたえのある桜に育っている。

ここは 桜花を楽しむというより、桜花と語り合う空間と呼ぶ方が似つかわしいと感じた。


(追記)
蕎麦店「はぎ乃」
佛隆寺から 6.3km、住宅地の奥、細い一車線をカーナビ頼りに恐々の運転。ここの蕎麦は本格派でした。
打ち数が少なく、予約が安全です。
この日は 一名分しか確保できませんでした。

佛隆寺



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【旅のデータ】
① 自宅 佛隆寺 ⇒ 自宅