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三大神社・志那神社・惣社神社 2018年5月
びわ湖のほとり、「志那三郷の藤」と紹介されている・・・高温つづきで、一週間前に満開。
▼ 写真の上にポインタ(矢印)を置くと、絵柄が替わります
▲三大神社・惣社神社

びわ湖,湖南のほとり。三神社のあるこの辺りは〝条里集落〟と呼ばれ、古代から中世後期にかけて行われた計画的集落。土地の区割り=行政区割りだったとか。
びわ湖の水の恵みが、早い時期に〝効率的な生産・管理単位〟を産んだのだろう。条理という単語に初めて知った。この集落の位置する草津市は昔から元気印だったようだ。
東洋経済新報社が発表する「住みよい街」、関西のトップは5年連続で草津市である
(2017年までのデータ)
高級地で名高い芦屋市
(兵庫県)を抜いての堂々たる成績。参考までに 私の暮らす生駒市(奈良県)は県内第二位、関西では第十二位となっている。
企業や大学の誘致で活力を見せている市だが、観光資源は乏しい。
三大神社の「砂摺りの藤」は、市として 大いにPRしたいポイントのようだが、ここ数年の気象の乱れは、砂摺りは 過大表現になってしまっている。

三大神社 境内には樹齢400年と伝えられる藤の古木、重要文化財石燈籠などが伝わっています。
志那神社 一間社流造の本殿は定重要文化財。永仁6年(1298年)に立てられた本市最古の木造建築物。
惣社神社 志那神社・三大神社とともに延喜式内社の意布伎神社と考えられる。
左項の三社のキャッチコピーは、三大神社の受付で配布されたちらしからの抜粋。
志那三郷の藤
(三大神社・志那神社・惣社神社の各藤棚)、観光の呼び水としては確かに弱い。

しかし、見方を変えれば、貴重な観光資源に思える。
三社とも、ツアーバスで来る観光客は ほぼゼロ。
志那・惣社には駐車場がない。付近にコインパーキングもない。
50台程度の車が置ける三大神社に置いて、あとは歩きになる。
三大←600m→志那、三大←800m→惣社と距離は僅かだが、人影は ごく僅かである。
レストランも食堂も見かけなかった。歩き道には コンビニもなかったと思う。
逆説的な言い方になるが、静かに藤を眺められた。
ちょっとキザに書くと、藤と対話ができた思いだ。
できるなら、無理に観光化せずに、地元の方の生活の横で この藤を育てていただければ ・・・ そんな 望みが チラっと頭を流れた。

通り道の玄関前に飾られた鉢植え。
とても新鮮に感じた。

三大神社
志那神社
惣社神社


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【旅のデータ】
① 自宅 三大神社 志那神社 惣社神社自宅