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「いまでは 誇れる公園に」 2015年6月
30年余り前のここは、地元の人も〝寄りつくこともない〟〝話題にすることもない〟・・・「ため池」だった
▲ 山田池公園(大阪府)

30年余り前(1981~82年)の2年間、この公園から東へ500mほどの距離にある集合住宅に住んでいた。
「山田池」・・・もともとは灌漑用の〝ため池〟。当時、池の周辺を整備し、公園を建設する話が進んでいたように記憶している。
記憶をたしかめるためにネット検索で「大阪府営公園 デジタルアーカイブス」のサイトを見つけた。
ここは弥生時代の集落跡「出屋敷遺跡」であったことから、発掘調査が先行したという。開園は調査開始と同時期。開園とは公園工事の着手であったのかも知れない。
中学生になったばかりの娘と小学校4年生の息子との家族。山田池〝公園〟に行った記憶がない。
桜が咲いたとの話で池へ行ってみると、数本だけ咲いていた記憶がある。観桜とは かけ離れたものだった。東京へ転勤。それ以降、ここに立ち寄ったことがない。
現在の住居に越してから、20年余が過ぎた。山田池公園へは 15kmの位置だ。
ふと気づいたのは、新聞の開花情報やネットの開花情報に「山田池公園」の名を見るようになったこと。〝数本の桜〟の印象が残っているので、でかけることもなかった。

旅行案内の中に「菖蒲園に近いホテル旅館:近畿」を何気なくみていると「山田池公園」が載っていた。桜だけでなく、菖蒲も植えられているんだ・・・行ってみるか。
驚いたのは最寄の藤阪駅から広幅の2車線の道路ができていた。駐車場からの園路に入って もっと驚いた。
広い。木々は鬱蒼と茂っている。風格が感じられる大きな公園になっていた。
菖蒲が競って咲いていた。ここでは3~4年の周期で株分け
(植え替え)を行なっているという。大きく咲くのは 株分け3年後ころ、1輪が咲いている期間は わずか3日。1番花が終わると摘み取り、2番花を待つ。手入れの入る花だ。1本の花が楽しめるのは、僅か1週間。案内板も見ながら 驚きが大きく開いた。

2015年6月4日 山田池公園(大阪府枚方市)
 山田池公園(花ちょうぶ園)
山田池公園(周遊コース)


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【旅のデータ】
① 自宅 ⇒ 山田池公園 自宅