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二つの岬・足摺へ 2014年5月 どのような波が押し寄せたのでしょうか ・・・ 数千年いや数万年の単位でしょうか。 |
▲ 竜串見残し海岸(高知県土佐清水市) |
今回の「二つの岬を訪ねる旅」組み入れておきたいスポットが二つあった。 〝黒潮本陣の海水露天風呂(汐湯)〟と〝竜串見残し海岸での上陸観光〟。 初めて経験する汐湯。露天風呂で湯を口に触れてみた「辛い!まさに濃い食塩水」の味。ゆっくり・たっぷり太平洋を眺めながらの湯浴みができた。 この施設〝かつお料理が売り〟になっている。今年(2014年)は黒潮が蛇行し、鰹が激減。市場では高値、入手も困難と聞いていた。 この旅の時期には、なんとか鰹も戻ってきたとか。4泊とも鰹がでてきたが、ここは文句なしの一番。嬉しかった。 この施設、1996年 中土佐町が100%出資の公共の宿。昨今 経営不振が伝えられる公共の宿の中で、創業以来 黒字基調とか。ゆったりとした敷地に本館・別館あわせて たった17室。施設・料理・サービス、押し付けがましいところが まったくない。心休まるひと時になった。 |
もうひとつの見残し海岸。ネットで検索すると、上陸のツアーがあるという。 ところが、観光協会の記事も いまいち判りにくい。なんとなく惹かれて、旅行会社がどのように組み入れているか検索してみた。〝ない。海底館やグラスボートは組み入れられている〟のだが。各地にあるものと 相違は感じられないが。 〝ない〟ということは、世間並の施設以下ということだろうか。 よく読んでみると上陸ツアーの所要時間は1時間半。ボランティアの方が案内してくださるという。 〝運動靴を履いてきてください〟〝1名のボランティアがお世話できるのは最大で10名〟・・・ だんだんと興味が湧いて竜串へ。 いままで各地で〝奇岩〟があったが、ここは〝波の不思議を実感〟させてくれる。 組み入れて良かった、一味濃い旅になったと思っている。 |
▼2014年5月21日 足摺岬(高知県土佐清水市) | ||
▼2014年5月21日 金剛福寺(土佐清水市) | ||
▼2014年5月21日 竜串海岸(土佐清水市) | ||
▼2014年5月21日 竜串見残し海岸(土佐清水市) | ||
▼2014年5月22日 黒潮本陣(高岡郡中土佐町)、美濃田の淵(徳島県三好郡東みよし町) | ||
▼2014年5月22日 阿波の土柱(阿波市) | ||
← のマークをクリックしていただきますと、2014年4月(兵庫県・京都府)夙川公園・伏見酒蔵の街につながります。 |
【旅のデータ】 |
① 自宅 ⇒ ひょうたん島クルーズ ⇒ 眉山 ⇒ 千秋閣表御殿庭園 ⇒ ホテル 白い燈台(泊) ② 宿舎 ⇒ 南阿波サンライン ⇒ 室戸岬、最御崎寺、室戸岬灯台 ⇒ モネの庭 ⇒ 桂浜荘(泊) ③ 宿舎 ⇒ 桂浜 ⇒ 牧野植物園 ⇒ 足摺サニーサイドホテル(泊) ④ 宿舎 ⇒ 足摺岬 ⇒ 金剛福寺 ⇒ 竜串海岸 ⇒ 竜串見残し海岸 ⇒ 黒潮本陣(泊) ⑤ 宿舎 ⇒ 美濃田の淵 ⇒ 阿波の土柱 ⇒ 自宅 |