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大内宿、塔のへつり 2012年5月 5月の陽光がほしい ・・・ 五色沼はどのように輝くのだろう |
▲ 大内宿 / 塔のへつり |
スタートのときウィンドウには細かな水滴が次々と付着していた。 磐梯高原(裏磐梯)から高度が下がっていくと、天候は回復に向かっていった。裏磐梯ゴールドラインでなんども磐梯山を仰ぎ見たが、その姿は隠れたままだった。猪苗代湖では強風と高波のため観光船は休航。 猪苗代湖の南端 「湖南町」 へ向かった。事前に検討した地図では、舟津町の高台あたりから北にカメラを向けると、猪苗代湖の背景に磐梯山が・・・天気がよければの話ではあるが。 完全な空振り。三脚を降ろすどころか、カメラを向けることもなかった。 大内宿→塔のへつりへ向かった。 ときたま陽が射す曇天ではあったが、ゆっくりと歩くことができた。 福島県南会津郡下郷町。400年前頃は 会津←→日光 を結ぶ宿場町として栄えたと記録されている。 奥羽山脈の1,000m級の山に囲まれた時代に取り残されたような人口7,000人の町。いま 「年間120万人の観光客」 が訪れるという。 |
二つの観光財産がある。 その一つが 「大内宿」。 450mの道の両側にある茅葺の民家は ほとんどが土産物屋と蕎麦屋。それ以外は みごとなほど 何もない。電柱も立っていなければ道も舗装されていない。映画のロケ現場に迷い込んだ思いだ。人為的に集積された萱葺群だが、倉敷の美観地区のいやらしさのようなものがない。旅の魅力の一つが 「非日常」 だとすれば、この塾を企画・推進した方の腕に感服する。 もう一つが 「塔のへつり」。 へつりとは会津の方言で 「険しい崖」 とか。塔の形をした険しい崖・・・ここまでは頷ける。 ここからが解らない。 第三系凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩などが互い違いに構成されている事でそれぞれ浸食の度合いが異なり独特の景観を・・・案内書には聞いたことがない単語が並ぶ。自分の浅額を省みずも、「この書きかたって、誰向けなんだろう」 と気になってしかたがない。 まぁ、それほど珍しい景色と解釈しておこう。たしかに見たことがない景色だ。 |
▼2012年5月12日 裏磐梯ゴールドライン → 猪苗代湖 | ||
▼2012年5月12日 大内宿、塔のへつり | ||
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【旅のデータ】 |
① 自宅 → 亀山PA/亀山サンシャインパーク → 名古屋港 → 太平洋フェリーいしかり(船中泊) ② フェリー→(太平洋側に沿って)→ 仙台港 → 天童市:ホテルビューくろだ(泊) ③ 宿舎 → 山寺(宝珠山立石寺) → 蔵王エコーライン → 蔵王ハイライン → 蔵王/お釜 → KKR蔵王白銀荘(泊) ④ 宿舎 → 蔵王温泉大露天風呂 → 松が岬公園(米沢城跡)/上杉神社/上杉記念館 → 磐梯吾妻スカイライン → レークライン → 休暇村 裏磐梯(泊) ⑤ 宿舎 → 五色沼探勝路(徒歩) → 桧原湖周遊 → 喜多方蔵の里 → 喜多方市美術館 → 休暇村 裏磐梯(泊) ⑥ 宿舎 → 裏磐梯ゴールドライン → 猪苗代湖 → 湖南町舟津公園 → 大内宿 → 塔の岪(へつり) → 湯野上温泉 紫泉(泊) ⑦ 宿舎 → 会津鉄道湯野上温泉駅 → 鶴ヶ城天守閣/茶室麟閣 → 御薬園 → 新潟港 → 新日本海フェリーしらかば(泊) ⑧ フェリー → 鶴賀港(福井) → 湖西道 → 阪神高速京都線 → 第二京阪 → 自宅 |