「鶏足寺」 といえば、参道いっぱいに敷き詰められた紅葉が、名高い。
左の写真は、インターネットの画像検索よりの借用。
おそらく、この一瞬を撮影されるのには、歳月と根気が要ったことだと思う。
頭の中でイメージしながら、歩いてみようかと出かけた。びわ湖の北の端(木之本町)にある「鶏足寺」、数年前から「今年こそは行くぞ!」を繰り返しばかり。温暖・微風・快晴・紅葉度(燃えるような紅)・・・ そんな条件はなかなか揃わない。
寒暖の差が激しく、前夜はやや強風を伴う雨が上がって、快晴に近い状態。こんなラッキーな時間に撮影されたのだろう。
鶏足寺を訪ねた日。まだ 青葉もあったし、参道は茂る木々で薄暗い。やはり、敷き詰められた参道は、頭の中でしか見られないようだ。
旅の案内写真と比べると、ほど遠い感があるけど「訪ねて よかった」と思う。
鶏足寺の近くにある「石道寺」。ほんの500〜600メートル。道案内にも「鶏足寺・石道寺」と併記されているぐらいである。こじんまりとした山寺だが、手入れが行き届いており、ゆったりとした気分になれる。二つをセットにして、「訪ねて
よかった」の意が強くなったのかも知れない。
醒井養鱒場。米原JCTの近くでありながら、寄る機会がなかった。ここも紅葉の名勝だという。
若干、時間に余裕があったので、彦根城の堀の外にある「玄宮園」を訪ねた。江戸時代には、「槻御殿」と呼ばれた彦根藩の下屋敷とか。彦根城が団体客で埋まり、天守閣へは小1時間待ちとなっていたが、ここは静か。団体客らしい姿は見当たらない。
確かに、行列して観光するほどのところではないが、僕たちの年代には しっとりとして、ゆとりの時間を提供してくれるおすすめのポイントだ。
|