元旦に“初日の出”を見たのは いつだっただろうか。記憶が正しければ、娘が結婚する直前、息子とも一緒に、湯の山で温泉に入りながらの“初日の出”だったように思う。それから15年になる。 思わず“初日”に手を合わせた。『少しでも昨年にくらべて良い年でありますように』と。 大望みができる歳でもないし、大きな変化には 徐々についてゆきにくい。平凡な願いだ。 那智山へ詣でることにした。天候に恵まれたので、今回は 熊野古道「大門坂」から歩いて登ることに。全長約500m、標高差100mの石畳道だ。中辺路の一部にあたる。 樹齢800年の立て札がある。古道九十九王子、最後の王子跡がある。 参詣道のひとつ中辺路を歩いてみたい気持ちはいっぱいだが、滝尻王子→継桜王子→熊野本宮大社は 40.3キロとか。 残念だが、旅行書の写真から、思いを膨らませるより仕方がない。車で行き、ところどころの王子を訪ねる・・・これが限界のように思える。 大門坂は夢をかきたててくれる。 大門坂をのぼると「熊野那智大社」に並んでいるのが「青岸渡寺」。西国三十三ヵ所観音霊場の一番札所である。ここで 納経帳を求めた。2冊目である。 1冊目の納経帳は、1991年(平成3年)5月5日、19年前、この青岸渡寺から御集印が始まっている。西国満願「美濃國 谷汲山」、今回は遠い感じがする。 |
▲熊野古道 大門坂 | ▲熊野古道 大門坂 | ▲熊野古道 大門坂 | |
▲熊野那智大社 | ▲熊野那智大社 | ▲熊野那智大社 | ▲熊野古道 大門坂 |
▲青岸渡寺 | ▲青岸渡寺 | ▲青岸渡寺 | ▲青岸渡寺 |
▲三重塔と那智滝 | ▲熊野速玉大社 | ▲熊野速玉大社 | |
▲三重塔と那智滝 | ▲熊野速玉大社 | ▲熊野速玉大社 | ▲熊野速玉大社 |
▲捕鯨資料館 | ▲くじらの博物館 | ▲くじらの博物館 | |
▲捕鯨資料館 | ▲くじらの博物館 | ▲橋杭岩 | ▲橋杭岩 |
【旅のデータ】 @ 奈良 →伊勢道経由 → 熊野の宿“梛” A “梛”→ 熊野灘(初日の出) → 熊野那智大社 → 青岸渡寺 → 熊野速玉大社→ 熊野の宿“梛” B “梛”→ くじらの博物館 → 捕鯨資料館 → 橋杭岩 → 阪和道経由 → 奈良 |
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