12月に入ると、新聞の紅葉情報欄に“落葉”が増える。数少ない“見頃”へ行ってみても、燃えるような真っ赤に出会うことは ほとんどない。 一昨年の紅葉シーズンは入院していた。 昨年 しっかりと計画したつもりの「大雪山」の紅葉は3日間とも天候不良で、残念な結果だった。 それにくらべ、「九年庵」(佐賀)、「仙洞御所」(京都)と 満足できる紅葉に出会えた今年はラッキーだった。 ならば・・・もう一つと。情報欄では“見頃”となっていたが、そろそろ「随心院」(山科地区)も「興聖寺」(宇治地区)も“落葉”の季節だろう。それも風情があるかな、と。 随心院の紅葉の盛りは、数日前であるように思えた。部分的に赤は残っていたが、ほとんどは落葉が見せる赤茶になっていた。