梅は おとなしく静かな風情だと思っていた。菅原道真の大宰府に左遷させられる話にもマッチングするとも感じていた。
梅に「豪華絢爛」の形容詞は付けにくいが､ここ 結城神社（三重県津市）の枝垂れ梅は､いままで抱いていた梅のイメージとはまったく異なった容姿を見せてくれた。

結城神社の枝垂れ梅を見たい･･･ここ数年､計画しながら 時間が取れるときと天候･開花状態がピッタリと行かず､今年こそは･･･とネットで情報を求めていた。想像の域を越えると感動になるのかな･･･まさに感動だった。

梅での感動は 兵庫県と岡山県の県境にある「綾部山梅林」以降だ。ここを訪ねてから何年が過ぎるのだろう。「60からの旅」にリストアップされていないところを見ると､かなり前だが､鮮明に記憶が残っている。たぶん､結城神社の梅も 長く 記憶に残ることだろう。

結城神社の開花情報を「観光三重のホームページ」でチェックしていた。そのページに紹介されていた梅の名所は､結城神社､リベラルパーク青山､南部丘陵公園の３ヶ所。距離的にも離れていないので､3ヶ所とも訪れた。