手許の資料では「余野公園：上旬〜下旬｣､「青山高原：中旬〜下旬」･･･どっちかが「当たりぃ！」だろうと､今回は珍しくインターネットでライブ情報を取らないままに出発。

標高600〜700mの青山高原では「森林浴」(ツツジは固いつぼみ)。まずまず予想通り。青山峠からは快適な高原ロード。ほぼ上り詰めたところに「青山高原ウィンドファーム」。ゆるやかな回転が高原の風を切っていた。

この調子だと､余野公園のツツジは満開だろうと･･･大当たり！。野生に近い形で8haの公園いっぱいに。見ごたえというより､ツツジの通り抜けって感じです。公園として整備された通路や樹木､野生味を活かしたツツジの群生。いい公園でした。

青山高原
青山高原は室生赤目青山国定公園の一角を形成しており､高原には､青山高原公園線と東海自然遊歩道が整備されている。春はアセビ･ツツジの群生が咲乱れ､続いてナデシコが赤い小さな花をみせる。秋はススキの白い穂をなびかせ冬の樹氷も美しい。高原北端の笠取山から青山峠まで､約12Kmの高原ドライブが楽しめる。
青山高原ウィンドファーム
青山高原は「風の通り道」とか。若狭湾から琵琶湖を経て伊勢湾へ抜ける風の道に､主峰「笠取山｣（標高842m）がある。この山の由来は「笠が取れるほど強い風が吹く｣。平均風速7.6m/ｓの風を直径50mのローターで受け止める。750kwの風力発電機が20機､稼動している。
余野公園
名阪国道「上柘植IC」から5分の距離､ここは鈴鹿国定公園の特別地域。約８ｈaの公園に､１万５千本の「ヤマツツジ｣･｢モチツツジ｣･｢ミヤコツツジ」など多種多様なツツジが群生､競うように咲き乱れる。
野鳥の楽園でもあり､静かな平日の散策には最適。