「グリーンピア三木」の敷地は、357万u。165〜330uあたりしか実感がない小生には、「デッカ〜イ」としか表現のしようがない。
屋内・屋外のプール、体育館、テニスコート、サイクリング、アドベンチャートリムに冒険迷路。園内の舗装道路と遊歩道の合計が、なんと18km。大阪から車なら1時間足らずでいける・・・まさにリゾート地。・・・とここまではPRの原稿。
マスメディアに取り上げられることも珍しくない。ところが・・・だ。いつも「年金基金の無駄使いの典型」として紹介される。どんなところだろう。野次馬根性を発揮して、今年のメモリアルデーは、ここに決めた。2月の閑散期。もちろん、人影はない。
行政改革の一つとして、グリーンピアは解体。名前は残ったが施設は、兵庫県に委譲された。公園つくりには定評がある兵庫県だから、キット楽しい施設に「ヘンシーン」となることだろう。「数年後が楽しみ」。
メンテナンスに疑問を感じたグリーンピアにくらべて、「三木ホースランドパーク」は、ピッカピカ。JRA(日本中央競馬会)と三木市のプロジェクト。国際馬術連盟公認の森林馬道があって、こちらも「デッカ〜イ」公園。
1999年から着手された設備だから、まだ 工事たけなわってところもありました。まさに、ここも「数年後が楽しみ」。
道の駅で「ギャラリー湯の山みち」の案内を見つけました。藍染に使う「染形紙」。三木での発生は鎌倉時代と推定され、室町時代→桃山時代に技術が磨かれたそうです。
ミリ単位の小紋。まさに感動的な資料(現物)が保管・展示されています。なんとこれが、街の収集家の個人の努力。すごい方が、いらっしゃるものです。
見落としそうな小さな施設ですが、運営はタイヘンでしょう。職人さんたちの「匠の技」。これこそ、時代に伝えてほしいですね。箱物行政も否定しませんが、ぜひスポットをあててほしいな、との思いを強くしました。
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