京都に生まれ、多感期を京都で過ごしたが、東寺の正式名称が「教王護国寺」とは知らなかった。
「東寺」があるなら「西寺」があっても不思議じゃないが、いままで「西寺(さいじ)」のことは聞いたことがない。
お寺の方に聞いてみました。「あった」とのこと。今は「西寺跡の石碑」が残るのみとか。平安時代になくなったそうです。故郷のことって、知ってるようで知らないもんですね(苦笑)。
テレビドラマなどで、新幹線が京都に着くカットで、たびたび写されるのが、この五重塔。お正月の三ヶ日、五重塔の初層内部が公開されます。4回の焼失、いまは五代目の塔になるそうです。
1644年の竣工ですから360年余。見事な耐震構造、この時代の人たちは、この英知をどのようにして産み出したのでしょうか? 平穏無事・・・その大切さを噛みしめた初詣になりました。
|