平安遷都1200年 記念事業として建設された「関西学術研究都市記念公園(愛称:けいはんな記念公園)」は、面積は24.1ha、大きく分けて既存の池(永谷池)と山林を保存した自然保全区域と日本庭園(水景園)、芝生広場、谷あいなどの交流施設区域とからなっています。ゆったりとした敷地、商業施設のない静けさ。右図の左側は芝生広場につながっています。 12月に入ると、人影はほとんどなく、水景園は まるで貸し切り状態。 鯉にえさをあげる人が少ないためでしょうか。まるで飛びつくように、口を大きく開いて食べにきました。
茨城県につくられた学研都市「つくば」。関西にも同様な施設をと計画されたのが 「京阪奈学研都市構想」。 「つくば」が新しいキャンバスに描かれたように建設されたのに対し、「京阪奈」では、既存の地域との混在を前提に進められている。 同志社大学のキャンパスが、開かれた。国会図書館がようやく姿を現した。徐々に構想が具象化しているとは言え、メインになるハズだった企業の研究施設は、バブル崩壊を受けて、遅々として進んでいない。 樹木も若く、京都・奈良の風格を持つまでには、まだ数十年の歳月を必要とするだろう。
【旅のデータ】 京阪奈自動車道「精華学研都市インター」から、すぐ。