日本で最も大きな(面積)村・・・十津川。面積は672平方キロメートルと奈良県の1/5を占めます。人口は5000人弱。山また山・・・村の96%は山。十津川本流が深いV字渓谷をなして歪流し、谷瀬の吊り橋は 長さ297m、高さ54m。対岸とを結ぶ「野猿」、いまでは観光の目玉ですが、長く生活道路(?)だったと言います。 インターネットで知り合ったカリフォルニアにお住まいの紀子さん。曾祖父さんの故郷「十津川」を訪ねて、墓参りしたいと。 運転手役を引き受けました。手がかりになったのは「山手」との地名と「西村」の姓。 意外に簡単に、先祖の墓にたどり着けました。同姓の方が、たぶん縁続きだろうと、墓を守ってくれていたそうです。 デジタルで知り合って、アナログのような旅。ひょっとしたら「デジ・アナ混在の面白い時代」に生きているのかも知れませんね。いま、私たちは。
【情報】 国道168号線。距離的に、昼食(休憩)は道の駅「吉野路大塔」あたりになるのですが、道路の対側にある 「大塔村郷土館」。ここでも食事ができます。緋毛氈の縁側で・・・いいムードですよ。