■いなべ市梅林公園
鈴鹿山脈を借景に「100種:4000本」の梅。このキャッチコピーに魅せられて、昨年 観梅の予定を立てた。
野暮用と天候に阻まれ、開花の時期を失した。
家から130km。往復の260kmは 体にキツクなっている。近くの湯の山温泉に一泊の予約。開花時期と当日の好天・・・いささか祈りの気分であった。
続いていた寒気、低気圧がまるで嘘のような快晴、4月上旬並みの暖かさに恵まれた。
スケールが大きい。広大であっても、収穫目的の梅林は木々の間が広く、ブルーシートが敷かれていたりして、味気ない思いがあったりするが、ここは鑑賞用に「わぁ~!」と感じさせる植え込みである。
三重県の最北部、岐阜県・滋賀県の県境近くの辺鄙な地だが、1000台分の駐車場が満杯になることもあるという。
梅だけでなく「地域おこし」につながる期待いっぱいに感じた。 |
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■鈴鹿の森庭園
大阪からのバスツアーは「鈴鹿の森庭園→昼食→いなべ市梅林公園」となっている。天気予報では 一日目:晴、二日目:曇りから夕方は雨模様」・・・ どちらを優先するかに迷った。
この庭園は「研究栽培農園」と特記されている。ホームページを見ても、いま一つ 特徴がつかめない。建前倒れの施設かなぁと及び腰気味に庭園へ向かった。
「ジャーン!!!」入口を十歩ほど進むと、紅色鮮やかな枝垂れ梅が 目の前に迫ってくる。「なになに?」と問いかけたくなるような迫力ある光景が目前に現れる。
余談がこの庭園、梅の咲き具合で入場料が 500円~1,500円と変化する。この日 1,500円。券売機では 少し高いなと感じたが、5分のしないうちに「安~い!!」。
この見事さ、ボクの腕では写真に収めることが無理に感じた。今日は 自分の目で 自分の脳裏に叩き込んでおこう・・・ と、つよく感じた。 |