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FUJI FinePix 6900Z
(デジタル) |
FUJI FinePix F401
(デジタル) |
CANON EOS KissV
(フィルム) |
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オーロラ(このとき、マイナス26℃だった)を撮るには |
× |
× |
△ |
バルブ機能がない |
バルブ機能がない |
保温対策が必要 |
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イエローナイフ市内観光(この日、マイナス15℃位だった)で撮るには |
○ |
○ |
○ |
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適否の理由 |
オーロラの撮影(露出)には、20秒〜30秒程度が必要
手軽に撮影するために、最近のカメラは「電子化」が図られている。上記の2台のデジタルカメラでは最も長い露出時間(シャッタースピード)が3秒。手の打ちようがない。
一眼レフ CANON EOS KissV には、バルブがついているので、夜空に舞う光を拾うことができる。
寒さ対策・・・問題は「電池」
出発前に、キャノン・富士フィルムに問い合わせ。両社とも「使用条件(作動の温度)は 0℃〜+40℃」。今回の旅には不向きとのことである。
一方 JTBのツアー説明会場。「みなさん、デジカメを使われてますよ」と、情報は混乱していた。
電池は寒さで急激に劣化する。対策として「十分過ぎるくらいの電池を持参」と書かれているが、屋外での電池取り替えは、ほぼ無理。デジタルカメラの場合、撮影場面が液晶で画像が表示されるが、この機能をOFFにし、光学窓から覗く方法(昔流の扱い方)をすれば、夜、ホテルで充電しておくと、数十枚程度の撮影は可能。
オーロラ撮影に失敗・・・落とし穴だったレリーズへの保温対策
カメラをホカロンで暖めたが、ほとんど効果なし。ホカロンが温まらない。それでも、バッテリーを新品に交換しておいたので、少なくても10枚程度の撮影は期待していたのだか・・・。
保温のためカメラを厚手の布にくるんでいるので、レリーズを使用した。電磁レリーズだが、このケーブルが寒さでコチコチ。少しでも曲げれば折れそうである。ケーブルのせいか、または
しっかりとカメラに接続されていなかったのか、シャッターが切れない。レリーズへの保温は 全く考えていなかった。
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現地の業者は、デジタルカメラを使っていた |
バルブのあるデジタルカメラ
暗くて、使ってられる機種は判らなかったが、最近は普及機でもバルブ機能がある。例:キャノンEOS Kissデジタル。
外付け大型バッテリー
自動車のバッテリーの 1/3程度の大きさだった。バッテリーからカメラへのケーブルには発砲ウレタン管らしい保温材でカバーされていた。
しっかりとした三脚
金属製の三脚を素手で触れると、簡単に凍傷になる。脚には、発砲ウレタン管で巻かれていた。
LED(白色)の懐中電灯
周囲への配慮だろう、ストロボは使っていなかった。記念写真の人物にあてる光は、白色の発行ダイオードを使った懐中電灯。色温度が高く赤茶化た色にならないこと、電力消費が少ないことが、選ばれた理由かな?
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